ベンチマーク(LLMの性能評価)

ベンチマークは、AIに共通の試験問題を解かせて、賢さを点数で比べる仕組みです。学力テストのAI版と考えてください。ただし、開発元が自分で発表する点数は自社に有利な条件で測られていることがあり、そのまま信用はできません。

GPUを買わずに、大きいモデルを動かす — クラウドGPUという選択肢(仕組みと手順の解説へ)

ジャンル別の主要ベンチマーク

用途主要ベンチ測るもの
総合・知識MMLU / GPQA学術知識・多肢選択
数学GSM8K / MATH / AIME計算・証明
コーディングSWE-bench / LiveCodeBench実バグ修正・競技プログラミング
対話の満足度Chatbot Arena人間の好み(実使用に最も近い)
ツール利用BFCL関数=ツールを正しく呼べるか
日本語llm-jp-eval / Nejumi日本語の総合力
長文RULER / Needle-in-Haystack長いコンテキストの保持

自己申告スコアを鵜呑みにできない理由

第三者が運営し、人が実際に使って投票するArenaのような指標は、利用者の選好を測る点では信頼しやすい一方、事実の正確さや専門性まで測っているわけではありません(運営自身も、選好だけでは事実性を捉えきれないとして別の指標を用意しています)。目的に応じて複数のベンチを見るのが前提です。

用途に合ったベンチを見る

汎用の知識ベンチ(MMLU)が高くても、RAGで手元文書を読ませる用途では指示追従や長文保持の方が効きますし、ツール利用をさせたいならBFCLを見るべきです。当サイトの分野・業種別ページでは、各用途で「見るべき指標」を案内しています。そして忘れてはならないのは、どれだけベンチが高くても、あなたのPCで動かなければ使えないということです — 動作可否はトップの判定でどうぞ。

関連用語

参考資料(出典)

▶ あなたのPCで動くモデルを自動判定する(スペック送信なし・ブラウザ内完結)

📚 ローカルLLMの入門書・ムックをAmazonで探す

上記はアフィリエイトリンクです。経由して課金された場合、当サイトに紹介料が入ります。