Ornith 1.5 397B の必要VRAM

GPUを買わずに、大きいモデルを動かす — クラウドGPUという選択肢(仕組みと手順の解説へ)

DeepReinforce TeamのOrnith 1.5系の旗艦(総397B・実働17B)。MITライセンス。Qwen3.5系を土台に継続事前学習と事後学習を重ねたエージェント型コーディング特化で、60層中フル注意15層。単一のコンシューマGPUでは動かず、クラウド/多GPU向け。

396.8B / 60層 / GQA 2ヘッド / 既定コンテキスト 8,192 トークン(HuggingFace)

量子化必要VRAMRTX 3060 TiRTX 3070RTX 4060RTX 3080RTX 3060 12GBRTX 4070RTX 4060 Ti 16GBRTX 4070 Ti SUPERRTX 4080RX 7800 XTRTX 3090RTX 4090RX 7900 XTXRTX 5090
Q4_K_M242.3 GB× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可
Q5_K_M284.0 GB× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可
Q6_K328.6 GB× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可
Q8_0423.4 GB× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可
FP16795.4 GB× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可× 不可

必要VRAM = 重み + KVキャッシュ(既定コンテキスト時) + 1.5GB(OS/表示)。△は量子化を下げるかコンテキストを絞れば動作します。

この表は Q4_K_M を最小の量子化として計算しています。×でも、IQ4_XS のようにさらに小さい量子化なら収まることがあります(品質低下と、使うランタイムの対応状況の確認が要ります)。

🛠 総パラメータは大きいものの、実際に毎回動くのは一部だけのMoEです。llama.cpp の --n-cpu-moe や KTransformers などオフロード対応エンジンを使うと、VRAM に全部載らなくても、大容量のシステムRAMがあれば動く場合があります(速度は実働パラメータ相当。下の必要VRAMは全載せ前提の目安です)。

Ornith 1.5 397Bとは

Ornith 1.5 397Bは、ornith-aiが公開するQwen系のデータセンター級(396.8Bパラメータ)オープンモデルです。数百B〜1T規模のフラッグシップで、個人のローカル実行は対象外です(参考収載)。コーディング・開発支援に特化したチューニングが施されています。

Hugging Faceでの直近30日ダウンロードは約9万件・いいね81件 — ダウンロード数は当サイト収録83モデル中63位です(2026-08-27時点。公式リポジトリ分のみで、GGUF再配布版は含みません)。

Ornith 1.5 397Bの必要スペックを読み解く

Q4_K_M量子化での内訳は、重み(モデル本体)が約240.6GB、8Kトークン分のKVキャッシュが約0.3GB、システム予約と合わせて合計約242.3GBです。 単一のコンシューマGPUに◎(快適)となるクラスはなく、実行はクラウドGPUが現実的です。 迷ったらQ4_K_M(合計約242.3GB)が基準です。VRAMに余裕があればQ8_0(約423.4GB)で品質の上積みが狙えます。 Mac(ユニファイドメモリ)での判定は、トップページでチップと搭載メモリを選ぶと計算できます。

MoE構成: 総396.8B・実効17B。メモリは総量396.8B分が必要ですが、生成速度は17B級の軽さです。

ハイブリッドアテンション(線形)採用: 全60層のうちフルアテンションは15層のみで、残りの層はコンテキスト長に依存しない固定サイズの状態を持ちます。長文に強い設計です。

コンテキスト長とメモリの伸び方

このモデルのKVキャッシュは、2Kトークンで約0.1GB、8Kで約0.3GB、32Kまで広げると約1GBになります。KVキャッシュはコンテキスト長にほぼ比例して増えるため、長文用途ではその分のVRAM余白を見込んでください。

速度の目安(理論上限)

MoEのため速度は実効17B相当(Q4で約10.3GB)で決まり、理論上限はRTX 3060 12GBで約35 tokens/秒、RTX 4090で約98 tokens/秒です(実効はこれ以下)。

動かすには

この規模はコンシューマ環境の外なので、クラウドGPUでの実行が入口になります。 RunPodでの始め方(手順ガイド)

同クラスの選択肢

Qwen3.5 397B-A17B(403.4B) / DeepSeek-V4-Flash(304.18B) / Solar Open 2 250B(250.29B)

お使いのGPUで判定する

判定はブラウザ内で完結します(選択内容は送信されません)。

▶ あなたのPCを自動判定する(スペック送信なし・ブラウザ内完結)

クラウドGPUでOrnith 1.5 397Bを動かす(RunPod)

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