投機的デコード(draft / EAGLE / MTP)

GPUを買わずに、大きいモデルを動かす — クラウドGPUという選択肢(仕組みと手順の解説へ)

投機的デコードは、小さいモデルに数トークン先まで「下書き」させ、本命の大きいモデルが一括で検証する高速化技術です。検証に通った分だけ採用するため、出力は本命モデル単体と同一のまま、生成速度だけが上がります(目安1.5〜3倍)。リポジトリ名で見かける「draft」「EAGLE」「MTP」はこの系統の印です。

なぜ速くなるのか

通常のデコードは1トークンごとに巨大な重みを読み直すため、メモリ帯域が律速です。投機的デコードでは、軽い下書きモデルが例えば4〜8トークンを先に書き、本命モデルはそれらをまとめて1回の読み込みで検証します。下書きが当たりやすい定型文・コードほど加速が効き、外れれば捨てて本命が書き直すだけなので品質は落ちません。

名前の意味 — draft / EAGLE / MTP

ローカルでの使いどころ

llama.cppLM Studioに実装があり、対応モデルなら設定で有効化できます。代償は下書きモデルの分だけVRAMを余計に使うこと(EAGLE/MTP系はこの負担が小さいのが利点)。VRAMに余裕があって生成速度に不満があるときの、品質を犠牲にしない選択肢です。

関連用語

参考資料(出典)

▶ あなたのPCで動くモデルを自動判定する(スペック送信なし・ブラウザ内完結)

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